胃を元気にし、食中毒防止に効果があり、ビタミン豊富でBカロテンも野菜の中でダントツに豊富に含まれている、どこにでも伸びている葉っぱ。
それがシソである。
漢字で書くと『紫に蘇る』と書いて紫蘇となる。
- 胃を元気にし、食中毒防止に効果があり、ビタミン豊富でBカロテンも野菜の中でダントツに豊富に含まれている、どこにでも伸びている葉っぱ。
- 栄養があるだけじゃなくて、名前の由来もとても面白い
- シソの高い栄養価
- 体調管理は本物の食材を使った食事から
- シソの入手先-どこで手に入る?
日本では主に青紫蘇(あおじそ)と普通の紫の紫蘇(しそ)を食べる。
僕は卵焼きに入れたり、天ぷらにして食べるのが特に好きだ。
そうめんや蕎麦に薬味として入れるのもいい。
栄養があるだけじゃなくて、名前の由来もとても面白い
紫蘇の名前の由来
伝説では後漢の末期、洛陽の若者が蟹の食べすぎで食中毒を起こし死にかけたときに、名医・華佗がシソの薬草を煎じ、紫の薬を作った。薬を用いたところ、若者はたちまち回復した[要出典]。もしくは、蟹を食べて食中毒にかかってしまって死にかけた子供に、紫のシソの葉を食べさせたところ蘇ったという[4]。それからこの草を「紫蘇」と呼ぶようになったと伝えられている[4]。
〈Wikipediaより引用〉
シソは、三国志の名医【華佗】が治療に使ったと伝えられているほど、由緒正しい薬草だ。
料理のための薬味だけでなく、文字通りの薬としても古代から通用していたことが分かる。
まさに医食同源な野菜であるといえよう。
華佗が治療したときに、いつも持ち歩いていた紫蘇を取り出してその場で煎じたという説もあるから、常備薬のような存在だったのかもしれない。
華佗は深い矢傷を負った関羽を治療したり、曹操にも仕えていたことがあるので、三国志に登場する彼らも何らかの形で紫蘇を食していたと考えてもいいだろう。
余談だが、人形劇の「三国志」が特に好きだった。
声を先に録音してから人形劇を撮影するスタイルだったし、劇中の水などの演出も本物が使われていてかなりリアルだった。
ナレーション役の某タレントさんは不祥事で芸能界からいなくなってしまったが、今でも現役で活躍している俳優が多い。
毒矢に撃たれた関羽が麻酔もせずに、ちびちびと酒を飲みながら華佗の手術を受けていたシーンなど今でも覚えている。
ああいう手間をかけた本物の番組を再び見たいものだ。
シソの高い栄養価
紫蘇の持っている栄養
カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、鉄、食物繊維、カリウムなどの栄養素を非常に多く含み[4]、特にβ-カロテンの含有量は、野菜の中でトップクラスである。また、紫蘇特有の香りの元である精油成分ペリルアルデヒドは、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促し[10]、食欲を増進させる他、健胃作用や食中毒の予防にも効果がある。
〈Wikipediaより引用〉
こうなると野菜というより、もはや【薬】と言ってもいいほどではないだろうか。
一年中元気に過ごすことはもとより、
夏バテ防止にも効果があるはずだ。
やっぱりシソを食べると、その日の体調が違うのが分かる。
胃が元気になるから、夏でも食欲が落ちずにガンガン食べられる。
やはり食べられないと暑い夏は特にきつい。
僕は夏は汗をかきながらでも、熱いものを食べる。
冷たいものは、その場では美味しく食べられるが、
胃を冷やしてしまうので後から食欲が落ちるからだ。
そして、食欲が落ちてしまうと栄養も取りづらい。
サプリメントの類は食べないようにして、
人工的なものではなく自然のもので体を作るべきだ。
そのためには、栄養のあるものを多く食べることが肝心。
もちろん「添加物」や「化学調味料」なんて、もってのほかだ。
おかげで、健康診断に行っても医師から【健康体】と太鼓判が押される。
米も野菜も、無農薬のものを農家から直接入手できるから、
実にありがたいと思っている。
無農薬の米についてはこちらに書いてあります ⇩ ⇩ ⇩
体調管理は本物の食材を使った食事から
手間のかからない食事を選ぶ人が増えてきた。
それで健康に落ち着いて暮らせるのなら、何も言うまい。
ただ、僕はいろんな添加物が入った食事をしたり、
菓子を食べたりすると、自分の体の何かがズレてくるように感じる。
ふだん自然のものを食するように心がけているせいだろうか。
人工的なものを食べると違和感があるのだ。
若い人たちがキレやすいのも、食生活が原因の一部かもしれないと思う。
僕でさえ、スナック菓子を頻繁に食べると、理由もなくイライラしてくる。
10年後、20年後の自分を考えて食べる
「何を食べるか」は、あなたの自由だ。
そう、100%自由だ。
だからこそ、未来に違いが出る。
人間は食べたもので体が出来上がる。
もしかすると心さえも。
あしたの自分、10年後の自分、20年後の自分がどうなっているかを考えて
食材を選ぼう。
シソの入手先-どこで手に入る?
答えは簡単だ。
「日本中、どこででも」
もちろんスーパーでも購入可能だが、
なるべく新鮮なものがいい
見たことがない方は、近所を歩いて観察しよう。
自動車を運転しているなら、事故らない程度によく畑を見てほしい。
たいてい畑の隅っこに植えられている。
紫蘇を見つけたら、農家の方にお願いして分けてもらえばいい。
無断で採ってはいけないが、丁寧にお願いすればきっと分けてもらえるだろう。
なにか「おみやげ」を持って行って物々交換すれば、新鮮な野菜ももらえる。
また、少し遠くまで行けば人の管理していない野原に雑草のように群生している。
そういうところなら、採り放題だ。
(くれぐれもマナーは守って)
どうせ大量に採って持ち帰っても、すぐしおれてしまう。
自分と家族で食べるだけの少量にしよう。
むしろ根っこごと何本か採ってきて、自宅で植えて増やしたほうがいい。
ペットボトルをハサミで切って、植木鉢にしてもいいし、
プランターを買ってきて植えてもいい。
野原ではいろんなものに出会える。
本当に体にいいものは、実はすぐそばにあるのだ。
高いサプリメントを飲むよりも、僕はこちらの方がずっと好きだ。
将来、病院に時間とお金をかけるより、めんどうでも自然のものを食した方が、
実は効率のいい節約であり自分への投資だと僕は思う。
読んでくれてありがとうございました。
ポリフェノール ^^) _旦~~
収穫に時間ががかるけど、種から植える方法もある。
都会に暮らしているなどして野生のシソが手に入らない場合はキットも良い選択肢だ。
なによりも、自宅で新鮮なシソを収穫して、すぐ調理できる。
これ以上の贅沢はない。