買い物|しますか?待ちますか?
コロナショックや緊急事態宣言。
個人経営の方などは特に苦しいと思います。
自宅待機になったり、収入が減った方には朗報ですよね。
困るのが、食料などの必需品は別としても家電などの大きな買い物をするかどうか。
今は、買いの時期なのか、逆に待った方がいいのでしょうか。
コロナショック後の予測その1
新型コロナウイルスのせいで、世界中の経済がマズい状態になるでしょう。
ワクチンが普及してウイルスの方がひと段落しても、不況の大波が来ると思われます。
IMFによれば、世界恐慌以来の大不況が来ると予測されています。
2020年には世界の成長が急激にマイナスになることはすでに明らかです。実際、世界恐慌以来の最悪の経済的影響を予想しています。
IMF常務理事のコメントから引用
となると、多くの人が仕事を失うかもしれません。
今収入があるなら少しでも貯蓄に回すという考え方でもいいでしょう。
本当に世界恐慌並みの不況が来れば、食料の確保だけでもかなり苦労するはずです。
「その時のためにとっておこう」というのも一理あります。
日本のように新型コロナウイルスの治療を税金で支払い、患者の負担なしという国もあります。
そうなると国費で出した治療費その他を今後どのように補填していくかが課題となります。
経済の立て直しに、どれだけの期間がかかるかことになるのか。
コロナショック後の予測その2
「お金があるうちに買っておく」
これも一つの考え方です。
不況も心配ですがインフレ、特にハイパーインフレ(インフレ率が毎月50%を超える)が来るとしたらどうでしょう。
仮に100倍のインフレが来るとします。
そうすると、価格が100倍になりますから
1万円で買えたものが、100万円でしか買えなくなります。
10万円で買えたものが、1000万円になります。
逆に考えると
100万円が10万円になり、
1000万円が10万円になるということ。
不安をあおるわけではありませんが、実際にありえない話でもありません。
万が一、そうなった場合には現金の価値が激減しますから、今のうちに資産にしておこう。
というのが後者の『今の価格のうちに買っておこう』という考え方です。
結論は「分からない」
世界中がインフレを起こさないように手を打つでしょうし、何とかなるかもしれません。
とはいえ、コロナショックは近代世界ではかつてない危機なので今後どうなっていくのか、誰にも予測はできません。
さて、あなたはどうしますか?