夏は毎年バテそうになる。
この暑さは、生きてるだけでも大変だ。
家にいられればまだしも、仕事をしていれば疲労も溜まってくる。
皆さまは、毎年どんな夏バテ予防をしているだろうか。
酢のチカラ
適度な運動をしたり、生活習慣の見直しをするのもいいが、
僕は主に食べ物で体調をコントロールしている。
庭に生えてるシソなどのハーブ類を料理に使ったり、
梅干しを意識して食べたりしている。
シソの役目
シソは体にいいし、名前の由来も面白い。
詳しくはこちらの記事をご覧ください ⇩ ⇩ ⇩
梅も夏に必須な食材だ
我が家では毎年、近所から梅の実をもらってきて1年分を漬け込んでいる。
梅干しを付ける過程で、雑菌が入らないために洗って綺麗に拭く必要があるので、
かなり手間がかかるが市販のものよりはるかに旨い。
やはり、自家製は最強だ。
梅干しのクエン酸も夏バテ予防に効果的だが、塩分が多いので食べすぎは逆に良くない。
適度に毎日食べるのがいい。
上の記事で紹介したように、「あえ物」に使うのもいいし、
おにぎりや、茶漬けに使うのもいい。
梅干しにも含まれるクエン酸
だが、クエン酸といえば、酢の存在も忘れてはいけない。
酢は健康にもダイエットにも効果的
ブログに、何かの食材に関して健康面やダイエットでの効能を書く時には
いい加減なことは書けないので、信ぴょう性には注意するようにしているが、
酢が健康にもダイエットにも効果があることは間違いないだろう。
Wikipediaには黒酢について、このように紹介されている。
黒酢 概要
醸造酢の一種であり、米黒酢の分類になる。主原料には米・米麹・水を用いるものだけを黒酢という。必須アミノ酸を多く含む。日本の黒酢が米だけから作られるものが主流であるのに対し、中国産のものにはコーリャンや大麦なども使われているために香酢としている。
豊かな香りから香醋と呼ばれることもある。
日本では1975年に鹿児島県姶良郡福山町(現在は霧島市福山町)の坂元醸造株式会社の坂元昭夫(坂元醸造株式会社会長)が壺つくりの米酢を「くろず(黒酢)」と命名して全国販売したことが最初である。製法には薩摩焼の54ℓの黒い陶器で地下水・蒸し米・混ぜ米麹・振り麹を職人が毎日育てており1年から3年もの長い時間をかけてゆっくり発酵・熟成したものだけを黒酢として出荷する世界でも非常に珍しい製造方法。(近年では化石燃料などで2~3か月で醸造したものを黒酢として販売するものもあるが正式ではないとされている)含有されているクエン酸が疲労回復、アミノ酸がダイエットに効用があるとされ、健康食品の一つとしてブームを呼び、大々的に様々な商品が開発され発売されている。効果については各社で実証実験などを実施しているようだ。ただし、過剰摂取は健康に被害をもたらす恐れもあり得る[1]。
自然発症高血圧ラットに黒酢エキスを強制経口投与したところ、血圧は投与量に依存して有意に降下したとの報告がある[2]。なお、食酢の摂取でも血圧上昇抑制効果が認められた。この効果は、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の穏やかな抑制によるものであった[3]。
〈Wikipediaより引用〉
このように米から作られる酢には、じつに様々な効果が期待できる。
また、ていねいに作られる本物の酢には製造にかなりの時間がかかる。
劉備玄徳の結婚式での際にふるまわれたそうだ。
そういえば、ベトナムでもタイでも酢がテーブルの上に置かれていた。
暑さに負けないために、東南アジアの人たちが自然と身に着けた知恵なのだろうか。
酢は食材に対しても非常に高い殺菌作用もあるので、食中毒の予防にも効果がありそうだ。
ぜひ本物の黒酢を
出来る限り食材や調味料は自家製のものを使うようにしているが、
さすがに酢を自宅で作るのは僕には無理だ。
でも、市販されている酢の中にはアルコールなどが添加されたものが多い。
「純米黒酢」などと書かれていれば、米だけを使っていると思われるが、
ぜひ、酢の瓶のラベルの裏の原材料のところを確認しよう。
ある程度の価格以上になると、米や玄米だけが原料として使われているが、
スーパーで最も『売れている』価格帯の酢は、何かが入っている。
それが人体にどのような影響を与えるかは実験したわけではないので
あえて書かないが、
味はやはり、無添加の酢の方が圧倒的に美味しい。
日本酒のアルコール添加と同じ
日本酒でも安い酒は人工的なアルコールが入っていて味もいま一つだが
高い酒は、米のみから作られていて格段に旨いのと同じ理屈だ。
添加する理由は、商品を〈早く安く〉作ることにある。
これについては否定はしない。
企業の経営方針があるだろうし、もしもスーパーの店頭に、
すべてにおいて妥協しない本物の酒や酢しか並べてないとしたら
きっと困ってしまうだろう。
ならば買う側の『目』がたいせつ
スーパーの店頭にずらりと陳列されている商品の中から選ぶ場合、
あなたは何を基準にされているだろうか?
いつも使っているから
CMでやってたから
ラベルがかわいいから
価格が手ごろだから
それもいいでしょう 。
しかし、買い物カゴに入れる前に
ちょっと裏を見て、原材料も確認するようにお勧めしたい。
空気からは商品はできない。
必ず、幾つかの材料からできている。
では、その材料は何だろうか。
のちのち、体に影響しそうなものは入っていないだろうか。
少々値段は高いとしても、自分や家族が口の中に入れるものは注意して選びたい。
きちんとモノづくりをしているメーカーがいろいろあるので
『ここだけ』というわけではないが、
僕は酢においては、鹿児島の福山酢がお気に入りだ。
鹿児島県の福山酢
鹿児島県霧島市にある福山酢の歴史はなんと200年。
今でも確かな伝統が受け継がれている。
僕はどうやら、こういう昔ながらの製法にこだわり続ける
【職人的な会社】に弱いようだ。
手間のかかる屋外の約1万もの『かめつぼ』で発酵・熟成される。
自然の力を存分に浴びて。
なんと200年使われている壺もあるとか…
酢は酒の親戚のようなものだが、良いウイスキーや老酒も長期間熟成されて出来上がる。
福山酢も、そんな感覚だろうと思う。
最高級の『純玄米黒酢 薩摩 黒壽(こくじゅ)』になると、2年以上熟成されているが普通の近所のスーパーでは売っていない。
工場見学もできるので、ぜひ行ってみたいと思っている。
つぼの見学や、職人の説明を聞くこともできるそうだ。
福山酢の黒酢の味
味をみると、アルコールが添加された酢とは明らかに異なる。
スプーンに小さじ1程度を注いで、そのまま舐めてみる。
普通の酢なら「むせて」しまうところだが、
この黒酢は全くむせない。
また、舌にピリリとくるあの、酢独特の刺激の強い酸っぱさもない。
それでも確かに味は酢なのだ。
こういう刺激の少ない本物の酢は、
そのまま水で薄めて蜂蜜などを入れて飲んでもいい。
コップに注いで、蜂蜜を入れて、水で割って飲むと、
まるで体に吸い込まれていく感覚がある。
「酢の水割り」というよりは、スポーツドリンクに近い気さえする。
夏バテ予防にも効果がありそうだし、血もサラサラになりそうな予感がする。
そのまま飲んでも旨い酢なので、
キュウリの酢の物などに使えば、もうワンランク上の料理になってしまう。
さて、今回紹介した「福山酢」以外にも、坂元醸造などが、
かめできちんとした黒酢を作っている。
今のところ、並べての味比べをしたことがないので何とも言えなので、
いずれにしても、きちんとした製法で時間をかけて作られたものは美味しい。
そして体にも優しい。
「いいもの」を選んで美味しく健康に過ごしましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございました。
ポリフェノール ヽ(^。^)ノ
福山酢の酢は、アマゾンでも買えます(#^.^#)
最高級品のこくじゅです。